FLORIS ブーケ ドゥ・ラ・レーヌ
FLORIS | BOUQUET DE LA REINE (EDT)
トップノート:ベルガモット、カシス、ピーチ、バイオレットリーフ
ミドルノート:ローズ、チュベローズ、イランイラン、バイオレット、ジャスミン
ベースノート:オークモス、サンダルウッド、バニラ
エリザベス女王即位50周年記念香水の復刻版。オリジナルは1860年代に発売された「THE QUEEN’S BOUQUET」。女王の花束という名のエレガントな香りはパフューマーの真の芸術品として賞賛されました。 バイオレットリーフ、カシス、ピーチの爽やかでフルーティなトップノートが、ローズ、チュベローズ、イランイランなどの甘い花々と溶け合い、ラストのサンダルウッド、バニラが優しく香ります。カジュアルでもフォーマルなシーンにも似合う、爽やかなフローラル・フルーティの名香。
大分更新しておりませんでしたが
細々と新たな香水への挑戦は続けています。
モテ香水的な、万民受け香水が欲しい!
(香水に「万民受け」は有り得ないと思いつつ)
と、いつもの伊勢丹へ。
遂にFLORISを買う日が来ました!
何てこと無い古典的な香水瓶なのですが
妙にツボでずっと欲しいと思っていたFLORIS。
でも、イマイチ欲しいと思える香りが無くて
今まで縁が無かったのですが
復刻だという『ブーケ ドゥ・ラ・レーヌ』で
やっとご縁が出来たようです。
と思ったのも束の間、ご縁は無かったみたい。
薄々自分でも気付いていたけど、
やっぱり瓶欲しさにちょっと色々見えないふりしちゃったなと。
アッ◯コスメでの評判通り、
特に、何か特徴的なところも無く
「香水みたいな香り」という形容をしてしまいそうな
ふっつーな香りなのです。
ムエットだとまだ良いのだけど
肌に乗せるとケミカルに感じる嫌な部分も顔を出したりして
私とは相性が悪いみたいです。
凄くダメな理由も無いのに付ける気にならない…
本当に気が合わないのでしょう。
「憧れの瓶を並べる楽しみ」を得たと思うことにします。
決定的なお断り理由も無いだけにモヤッとする結果。
残念だ…
ANNICK GOUTAL プチシェリー オードトワレ
ANNICK GOUTAL | PETITE CHERIE (EDT)
トップノート:ペアー/ピーチ
ハートノート:ムスクローズ/フレッシュグラス
ベースノート:バニラ
1998年にアニック・グタールが娘のカミーユのために創ったフレグランス。甘く爽やか、そして茶目っ気のある魅力的な香り。キスを浴びせたくなるような、おいしそうな香りです。
遂に…買っちまいました。
良い香りだし、是非とも使いたかったけど、
使っている人が身近に何人かいたので手を出せずにいました。
が、
毎日顔を合わせる人々でもないし、
人生は短いので、好きな香りを好きなうちに…と。
何故、今さら急にプチシェリーかと言うと、
誉められて付けまくっていたレッドローズが
もう自分ではさっぱり、本当に香ってるんだか?
というくらいに慣れてしまって
そんな時たまたま目にした記事に
「香水に鼻が慣れやすい人は複数種類をローテーションで…」
的な対策が書かれておりまして。
香水を買う理由があれば100%乗る私ですからね、
当然「な、何か新しい香りを追加しなくては!」と。
それで、満を持して長年憧れていた香りに手を出したわけです。
実際に使い始めてみると香りの印象は全く違いました。
きゃぴきゃぴ、若々しく甘い印象だったけど、
40歳の私が付けるとそれなりの落ち着きです(?)。
プッシュした瞬間はピーチがはしゃいでおりますが、
すぐに、ペアー姐さんの独壇場となります。
最終的に強面なムスクとバニラが姐さんの後ろに現れる感じ。
「ぶりっ子上等!」の覚悟で買ったので
これは中年女性としては助かる結果でした。
若い子が付ければ、それはそれでピーチな感じになるのでしょう。
数年越しに手に入れた香りですし、
買って良かったと思えるお気に入りの一品ですが、
嫌いな人もいるだろうな…系の香りである感じも致します。
過ぎたるは及ばざるがごとし、を
心がけなくてはいけないですな。
あと2種類くらいあれば鼻が慣れなくて気をつけられるかも!?
…また、香水を買う理由を発掘してしまいました。
JO MALONE ミモザ & カルダモン
JO MALONE | Mimosa & Cardamom Cologne
トップノート:カルダモン
ハートノート:ミモザ
ベースノート:トンカビーン
新しいボヘミアンスピリットにあふれたフレグランスの登場です。砕いたばかりのカルダモンのフレッシュでスパイシーな香りを包み込む、甘い黄金色のミモザの香り。クリーミーなトンカビーンとなめらかなサンダルウッドにパウダリーなヘリオトロープと朝摘みのダマスクローズが織りなす、あたたかみのある、このうえなく優美で、魅惑的な香りです。
新作も、当然買いました。発売日直後くらいに。
レッドローズの大瓶を買いに行ったのに、
オススメされたこちらをうっかりと。ね。
いつもの通り、香水の前では何の意志も貫けない私。
で、新作のこちら、ミモザ&カルダモン。
ふっつーに良い香り。
でもね…普通過ぎるんですよね(何目線?)。
良い香りだけど、これじゃなくていいかな?みたいな。
あと、何故この時期にミモザ?みたいな。
ということで登板回数の激しく少ない選手になっております。
ミモザは決して悪く無いのです。
でも、ミモザについてあまり書くこと無いのも事実。
なのでJo Malone繋がりで他の香水の話。
こんなに買っているので当然ですが、
私は香水を誉められるのが何より嬉しいのですが
秋と言って良い気候になってから
立て続けに3度、レッドローズを誉められました。
しかも!!誉めて下さった方々が皆
「ふわっといい香りがする」
と言って下さったのです!「ふわっと」ですよ!?
これ以上理想的な誉められ方があるでしょうか。
嬉しくてレッドローズ、現在一番のお気に入りです。
JO MALONE ホワイト ジャスミン & ミント コロン
JO MALONE | White Jasmine & Mint Cologne
トップノート:ミントリーフ
ハートノート:ジャスミン
ベースノート:マテリーフ
英国風のカントリーガーデンに太陽の光が降り注ぐ朝を思わせる香りです。ジャスミン、ユリ、オレンジの花、バラのあふれんばかりのブーケに、砕いたばかりの野生のミントが斬新な刺激を加えています。
まだまだ、まだまだ続くJo Malone。
前回同様、バニラかフィグを目当てにカウンターに行って
何となく試したホワイトジャスミン&ミント。
梅雨時期だったので爽やかな香りが欲しかったのです。
(バニラとフィグはどうなんだ…と我ながら思いますが)
でも、今回は頑張りました。
ワンプッシュで決めなかった…というかお断りだった!
もう一嗅ぎで苦手な感じで、
腕に付けてもらうんじゃなかった…と後悔する程。
ところが!2時間くらい経ってその苦手部分が収まったら
ビックリする程良い香りに化けるではないですか!!
2時間我慢する価値アリ!と早速翌日購入したわけです。
その苦手2時間の壁は高かった…
また、最後の良い香りが現れる時とそうでない時があったりと
あの日の感動はどこへやら、
扱いづらい子として手に取る機会が減っていったわけです。
最初の苦手な香りも、最後の大好きな香りも
何の香りだったのか良く分からないままに…
某コスメクチコミサイトを見ていたら、
この香水を「アリを潰した匂い」と書いていらっしゃる方が複数いて
私はアリを潰した匂いというのは嗅いだことはないのですが
おそらく最初の苦手部分のことだと思うのです。
枯れ葉っぽいというか何というか。
マテリーフの香りなのかな?ジャスミンでは無い。絶対。
良い香りの方は本当に何だろう???
そしてもう一つの大きな謎、
私には全く「ミント」部分が分からないのです。
不思議だ…
JO MALONE ワイルド ブルーベル
JO MALONE | Wild Bluebell Cologne
トップノート:ブルーベル
ハートノート:パーシモン(柿)
ベースノート:ホワイトムスク
森の木陰で元気に咲くサファイア色の花。露に濡れたブルーベルの繊細な甘さにスズラン、エグランティンがふんだんに混じり、パーシモンが心地よいひねりを加えています。強く惹きつける香りです。
久しぶり、そしてまだまだ続くJo Malone。
バニラかフィグを目当てにカウンターに行って
店員さんにオススメ頂いたこのワイルド ブルーベルを
ワンプッシュで即決!
柿は食べるのも大好きなので、即決も仕方なし!?
はい、当然ですが「仕方ない」わけないです。
ワンプッシュで物事を決めてはいけないのでした。
今回も帰り道に既に後悔が始まるパターン。
ぱっと嗅ぎは本当に可愛らしい爽やかな香りなのですが、
うっすらと、鼻の奥が痒くなるような独特な香りが…
認めたくないけど、その原因は大好きな柿の仕業のようです。
「良い香り」なのだと頭では理解出来るんだけど。
単純に好みと合わないというだけの理由で失敗買い。
使ってもいいけど、使わなくてもいいかな?みたいな
ちなみに、ブルーベルとブルーベリーは関連があると信じていたけど
全く関係ないということは買ってから気付きました。
ブルーベルというのは森に咲く可愛らしいお花だそうです。
もちろん、何とか使いこなしたいとコンバインも色々試しました、
が、
ブルーベル嬢は意外と我が強くて、
何と合わせても結局ブルーベルの香りが勝ってしまう。
私には使いこなせなかった…
香り持ちは大変良い方だと思います。
JO MALONE ブラックベリー & ベイ
JO MALONE | Blackberry & Bay Cologne
トップノート:ブラックベリー
ハートノート:ベイリーフ
ベースノート:シダーウッド
幼いころ夢中でブラックベリー摘みをした記憶。深く色づいた、酸味のあるブラックベリージュースに摘み取ったばかりの月桂樹の葉の爽やかなひねりと豊かに茂る草木のグリーンが躍動感を表現しています。
レッドローズを公式通販で買ったのですが、
商品と一緒に入っていたのがこちらのブラックベリー&ベイのサンプル。
一緒に送られて来たということは
レッドローズとのコンバイニングにオススメということか?
ではさっそく一吹き…
………え?メンズ用???
第一印象は疑う余地の無い男性用香水。
いくらなんでもこれは使えないでしょ…と思うも、
暫くして「使わなさそうだから処分しよう」と暫手に取ったサンプルが
何だか凄く良い香りがする!?
この時点でもう一度サンプルを試すこともなく
通販で注文していました。
第一印象はベイリーフの香りが強くてメンズっぽい印象だったけど
注文してから(順番が…)冷静にもう一度試してみたら
しっかりブラックベリー部分も感じられるし、
何というか、物凄く、中毒的に気に入ってしまって
いま、一番好きな香りです。
第一印象では絶対に自分で使うことは無いと思ったのに…
というちょっと少女漫画みたいな展開(?)。
私が試した(買っていないものも含めて)Jo Maloneの中で
ポメグラネート姐さんと並ぶくらいの香り持ち。
ワンプッシュで一日イケちゃう感じです。
で、懸案のメンズっぽさですが
レッドローズとのコンバイニングでお茶を濁しています。
ほとんど自分用の言い訳とかおまじないみたいな感じで
レッドローズさえ付けていればメンズ香水とは言われまい!
と思ってのことだったのですが、
今では単品で使うよりも、このセットでないと物足りない。
あまり相性の良い組み合わせではないのかも知れないけど。
余談ですが、ブラックベリー&ベイが届いた時に同梱されていたサンプルが
またしてもブラックベリー&ベイでした…
オススメの商品を入れていたワケではなかったどころか、
何を買ってもブラックベリー&ベイだったのか!!
せっかくだったら違う香りにして欲しかったなぁ。
試したら高確率で購買に繋がる良いカモなんですよ?私!?
JO MALONE イングリッシュ ペアー & フリージア
JO MALONE | English Pear & Freesia Cologne
トップノート:キングウィリアム ペアー
ハートノート:フリージア
ベースノート:パチョリ
秋のエッセンスを凝縮したかのよう。英国の果樹園で収穫した熟したての洋梨の官能的なみずみずしさを白いフリージアのブーケで優しく包み、アンバー、パチョリ、ウッドで豊潤に仕上げています。
一つ前のレッドローズがアルテミジア以来のヒット!
ということでジョーマローンへの評価が私の中で急速に高まりまして、
フリージアもあればイケるんじゃない!?と思ったら、
ありました!というか看板娘だった。
現在、ジョーマローンで人気ナンバーワンだというのがこちらの
イングリッシュ ペアー&フリージア嬢。
それはもう、余程のことが無い限り買っちゃうでしょ?
はい。「余程のこと」は起こらなかったので買いました。
が、
多少のことはありました。
店頭で試させてもらった時に、別に良いのだけど
良いのだけど………
イングリッシュペアーもフリージアも、一体どこに?
分かんないけど、なんかいい匂いっぽいし、
ナンバーワンだし、
買うって決めてたし…
決意固いし…
買ってみたものの、結局は好みではありませんでした。
こんだけ香水持っていて何ですが「パチョリ」の香りが
イマイチ分かってないのだけど、ベースノートというのだから
この「パチョリ」とやらのせいでしょうな。
最初の、良く分からないけどフルーティな感じの時はまだいいのだけど、
最終的な香りがどうも好みでは無い…
でも人気だそうなので、単純にここは私の好みでしょう。
あと、これまたフリージア?…か?………なぁ?な感じ。
もうフリージアは諦めよう。半世紀は諦めよう。
ということで相性の悪かったイングリッシュペアー&フリージアですが、
こんな時こそコンバイン!?
レッドローズと重ねると、うん、良い香り!
だけど、普通にレッドローズ単体の方が好みなので
イングリッシュペアー&フリージア嬢は今は控えです。