CHANEL No.5 オー プルミエール
CHANEL | No.5 EAU PREMIÉRE
ミドルノート:ジャスミン、ローズ、イランイラン、アイリス、ミュゲ
ラストノート:サンダルウッド、シダーウッド、バニラ、ベチバー、アンバー、ムスク、シベット
調香師:ジャック・ポルジュ
ジャック・ポルジュによるNo.5の新しい解釈から生まれた究極のクリエイション!! 永遠の女性らしさ。そこはかとない女性らしさを表現するフローラル ブーケ。フローラル アルデヒドが特徴的な香り。ほのかに女らしさが漂う、贅沢な花のブーケのようなフレグランス。ジャック ポルジュによるN゜5の新しい解釈から生まれた究極のクリエイション。
香水の代名詞『シャネルの5番』。
いつか私もその香水の女王を纏うにふさわしい女になりたい!
漠然と憧れておりましたが、
実は試したことも無かったNo.5。
一つ前のココ・ヌワールにフラれたショックから
もう、今すぐシャネルが似合う女になってやる!
いや、なってる!きっとなってる!年齢(だけ)は申し分無い!
せっかく加齢したんだから、こういう買い物も楽しまないとね!?
で、マダム気分で「アタクシにNo.5を出してちょうだいな」と
シャネルのカウンターに向かうも、
たまたま先に目についたのがオー・プルミエールだったので
結局、あの琥珀色のNo.5を試すことなくこちらを購入。
若くて可愛らしい店員のお嬢さんが
「沢山の花々に囲まれているような香り」とおっしゃっるので
私も花に囲まれたオバサンになりたいなと。
でも、結局このお方とも相性が良くありませんでした。
花々の香り…も、私の肌ではちょっと芳香剤臭い瞬間がありまして
そしてやっぱり「アルデヒド」が鼻について仕方が無い…
ラストのパウダリーな感じはココ・ヌワールよりは使いやすいけど。
やはり香水の女王に見放されたか…とガッカリしましたが、
本家の『CHANEL No.5』を試していないのだからまだ分からない!
数年後にはNo.5を纏って寝る生活をしているかも知れないし!?
CHANEL ココ ヌワール
香調:ルミナスオリエンタル
トップノート:ピンクペッパー、グレープフルーツ
ミドルノート:ジャスミン、ローズ、ナルシス
ベースノート:ウッディ、ホワイトムスク
調香師:ジャック・ポルジュ
絶対的な美しさをもつ色、黒。シャネルと黒の伝説に加えられる、新たな1ページ。輝くようなセンシュアリティあふれる、洗練されたフレグランス。それは、まばゆい光を放つ漆黒のボトルをまとった、ルミナス オリエンタル ノートの香り。活きいきしたフレッシュなトップノートから、センシュアルな魅力に満たされる豊かなフローラルのミドルノート、そして、優しく、心地よい余韻に包まれる、ラストノートへ。
文字通りの「一目惚れ」。
漆黒の瓶に金のシャネルロゴ!
こんな素敵なボトルなら、中身が全く好みの香りでなくても、
インテリアとして置いておきたい!
そして本当に、中身は全く好みではありませんでした…
「まぁ、全く好みじゃないってことは無いだろう」という
期待があったからこそのパケ買いなわけで、
本当に好みじゃないとなると「失敗したー」という後ろめたさと
憧れのシャネルと相容れなかったという焦り、
あと「また買ったの?」と家族に思われてしまうので
インテリアどころかコッソリ所持する罪悪感…
財布にも精神にも痛かった買い物として思い出深いです。
香りが苦手の原因はズバリ「アルデヒド」なのですが、
それを受け入れるまでにあと2つ失敗買いが必要でした。
(それぞれについてはまた後ほど)
この香り、他の人が付けていると良い香りだなと思えるのですが
自分で使うとダメなんです。
ケミカルなものは食べ物も化粧品でも人より平気な方なので
我ながらちょっと意外。
L'Artisan Parfumeur ニュイ ド チュベルーズ
L'Artisan Parfumeur | NUIT DE TUBEREUSE
香調:スパイシー ウッディ フローラルブーケ
<ヘッドノート>
マンダリン、ピンクペッパー
<ハートノート>
チュベルーズ、ローズ、エニシダ、マンゴー
<ベースノート>
シダーウッド、サンダルウッド、クローヴウッド
調香師:ベルトラン・ドゥショフール
パリの夏の夜。夕暮れの空がドラマティックに色を変えていくとき、甘くセンシュアルに香り始める白い花。チュベルーズアブソリュートを基調に月の下に咲くチュベルーズの花を称える香りは、優しくてエレガンス、繊細でセンシュアル、そして、気高くミステリアス。いくつもの表情を見せながら光り輝く香りは、華やかな気品にあふれた大人の女性に。
遂に、ドゥショフール先生の作品に手を出してしまいました。
足繁く通った新宿伊勢丹で
度々オススメ頂いていた『ニュイ ド チュベルーズ』。
正直、苦手だと思っていました。
何というか、途中どこかで「樟脳」そう、タンスのアレ!
一昔前のタンス用防虫剤っぽい香りがするのがどうにも…
もう絶対に無理だと思っていたのですが
ある日突然大丈夫になりました。
樟脳っぽい香りがしなくなったのではなく、
樟脳っぽくても大丈夫になったという不思議な理由。
未だに自分でも分からないのですが、
これもドゥショフール先生のマジックということにしておきます。
苦手だと思っていた香水に頑張って向き合っていたのは
やっぱり添えられた説明によるところが大きいです。
パリの夜遊びの香り!なんて、素敵じゃないですか。
残念ながらパリでの夜遊びの機会はありませんでしたが、
買った直後に旅行に行く予定があったので、
その時にこちらの香水を持って行きました。
なので、今でもこの香りを嗅ぐとその時の記憶が鮮明に思い出されます。
メインで使わない香水ならではの活用法!?
というのは香水買う言い訳でしかないのだけど…
PENHALIGON'S アルテミジア
PENHALIGON'S | Artemisia
<ヘッドノート>
ネクタリン、グリーンフォリエイジ
<ハートノート>
グリーンアップル、ジャスミンティ、リリー オブ ザ バレー、スミレ、バニラ
<ベースノート>
オークモス、サンダルウッド、ムスク、アンバー
フルーツと花のブレンドが甘くパウダリックに香るフェミニンな香り。スミレ、シクラメン、スズラン、ローズをブレンドしたフローラルブーケに、爽やかなネクタリンとグリーンアップルが交じり合い、シルクのような滑らかなタッチで花々と果実の香りがクリーミーに広がっていきます。繊細にうつろう香りを包むのは、ハチミツのかかったバニラと、あたたかみのあるスパイス、そして、かすかに香るアンバーとムスク。女性らしい繊細さを印象づけるフレグランスです。
未だに、そして永遠の香水ジプシーを自称する私ですが、
運命の一本(一香?)はおそらくコレなのだと思います。
もう出会ってるんだから、いい加減に買うの辞めたら?
と自分でも思いますが、やっぱり他も試したい!
でも、ここからは帰る場所(アルテミジア)があってこその
ちょっとした浮気心みたいなもので…
て、香水で男心を分かってどうするんだ!?
足繁く通う新宿伊勢丹のフレグランスコーナーで
度々オススメ頂いていたアルテミジア。
その度に、別に悪いとは思わないけど特別良いとも…
ということで特に惹かれる所も無く。
何かの買い物の時に小さなボトルのサンプルを頂いて、
試しに使ってみたら、香水嫌いな夫が
「何か良い匂いがする」
いま何て言った!?これは奇跡!?
これだけ香水持っていてアレですが、
香り嫌いな夫のおかげで休日のお出かけには香水は使えなかったけど
これなら付けられる!この時点でもう半ば購入決定。
で、いそいそと買いに行って使い始めてみると
驚く程周囲から誉められました。
こういう要素も大事ですよね、
香水って嗅覚に合うものを選んでいるようで、
実はそうした周囲の反応の善し悪しとか、
クチコミや評判の中に気に入ったキーワードがあったとか、
そういう精神面への作用は私の買い物には重要な要素。
切っ掛けこそ夫の発言でしたが、
使っているうちに自分でも欠かせない大好きな香りになりました。
ただ、私は鼻がバカになりやすいので
同じものを使っているとすぐに香りが分からなくなってしまうから
アルテミジアばかりを使うのは控えています。
なのでタマに使うと「わー!久しぶりー!」と本当に嬉しい!
多分、ずっと私の中の一番だと思います。
DIPTYQUE フィロシコス
DIPTYQUE | PHILOSYKOS
香調:ウッディ
ギリシャの夏の暑さの中で、「海に行くには、野性のイチジクの生えた自然の果樹園を横切らなければならなかった」と、イヴは思い出を語っています。デスモンドは、この木の葉を数枚、小箱に入れてパリに持ち帰りましたが、何年も経った後でも香りは少しも失われていませんでした。 ギリシャ語で「イチジクの友」を意味する「フィロシコス」は、葉の青っぽく渋いみずみずしさ、太陽に熱された木、果実のミルキーな風味を感じさせる、この木全体を称える頌歌なのです。
某かばん屋さんを何の気無しに見物に行ったら
店員さんが物凄く良い香りで、
我慢出来ずに「凄く良い香りなのですが、差し支えなければ銘柄を…」
と気持ち悪い質問をした私に親切に銘柄を教えてくださった店員さん
今でも感謝です!ありがとう!
教えて貰った直後に(鞄は買わなかったのに)買った香水。
後にも先にもない「一嗅ぎ惚れ」です。
果物の好き嫌いが多いのでイチジクは食べたこともなかったけど、
こんなに良い香りがするとは!
リピートはしなかったけど定期的に使って、
常に満足度の高い一品。最近、使い切りました。
メインの香りにならなかった理由は、
私は好きだけど、この香りを苦手と思う人もある程度いそうだ…
という理由。
と言っても、これも私の個人的な感想なので
本当の正解は分からないのだけど、
自分的に「好きだけど一癖ある」という感じがあるのでしょうな。
L'Artisan Parfumeur ミモザ プー モア
L'Artisan Parfumeur | MIMOSA POUR MOI
香調:シングルフローラル:ミモザ
<ヘッドノート>
バイオレットリーフ、カシスのつぼみ
<ハートノート>
<ベースノート>
ムスク、バニラ、シダーウッド
調香師:アン・フリッポ
私のミモザ
フランスの地中海沿岸、リヴィエラの青空の下に咲き誇るミモザの花。春の訪れを告げる黄色い花にスミレの葉とカシスのつぼみを重ね、まだ少し冷たい風にとける甘くみずみずしい春の息吹を表現しました。陽だまりのようなあたたかさ、目に染みるブルーとイエローのコントラスト。早春の光に包まれるような明るい希望に満ちた香りです。
アンマタンドラージュに代わる香水を求めて
新宿伊勢丹のフレグランスコーナーへ。
この頃くらいに、今の正面玄関左側に移ったような…
ラルチザン|ペンハリガン|アニックという並びになって、
初めて知ったラルチザン・パフューム!
そして、私のラルチザン・パフュームの香水第一号は
「私のミモザ」
…どうして私は香水コーナーに行くと冷静さを失うんだろうか?
プッシュしたての香りは良い香りなのですが、
2秒くらいで「あれ?苦手??」と薄々気付いているのに
昔使ってたディプティックのルームスプレーのミモザは
物凄く良い香りだったからこれもきっと気に入るはず!
(だったらディプティックのミモザの香水買えばいいのに…)
例によって意味不明な理由を作り上げて購入。
ということで、またしても失敗買いです。
香りのせいではありません。単純な好みの問題。
要はラルチザンの何かを試してみたかったんだろうな。
ラルチザンの香水って「慣れ」ないと良さが分からないというか、
私には難しくて、後になってじわじわとハマるみたいなものが多いので
当時の心境は分からなくもないかも。
ちなみに、ラルチザン・パフュームを日本で売ろう!
とバイヤーさんの目(鼻?)にとまった理由は
この「ミモザ プー モア」が衝撃的に良い香りだったからだそう。
私にもその良さが分かれば良かったのですが…。
ANNICK GOUTAL アン マタン ドラージュ
ANNICK GOUTAL | UN MATIN D'ORAGE
香調:フローラル(フローラル フレッシュ)
<トップノート>
アマルフィーレモン、ジンジャー、シソ
<ミドルノート>
ガーデニア、カリビアンマグノリア、インドネシアンチャンパカフラワー、サンバックジャスミン
<ラストノート>
サンダルウッド、ムスク、イランイラン
嵐がやみ、日本庭園にやさしく朝陽が差し込む頃、辺り一面にガーデニアの爽やかな香りがたちのぼる。そんな光景を前にカミーユが感動して創ったフレグランス。ホワイトガーデニアが繊細に女性らしく香りたちます。
アンマタンドラージュのボディクリームの香りが
大変気に入ったのでトワレの方も買ってみることにしました。
トワレもやっぱり良くて、
半年くらいメインで使い続けていました。
改めて、入っている香りを見てみると
わりと盛りだくさんですな。
でもほとんどガーデニアとシソの香りしかしません。
特にラストノート、ホントに?みたいな。
ラストノートはともかく、ガーデニア部分は生花のような
瑞々しいとても良い香りです。
使い始めた頃が春で外に良い香りのする花が沢山咲いていましたが
「この生のお花たちよりも香水の方が良い香りがしてる!」と
思っていたくらい、ガーデニアの甘い香りにゾッコンでした。
しかし!?美人薄命。
この麗しいガーデニア様も半年くらいでメインの座を降りることに。
香りに慣れてしまったが故だと思いますが
香り飛びが早くて使いづらいのと、
シソの香りがキツく感じて体調によっては受け付けないことが。
このシソの香りはもしかしたら開封して時間が経つとこうなるのかな?
ガーデニアよりもシソの存在感が増して行く気がする…
それでもアンマタンドラージュはお気に入り香水なので
リピート3本目くらい。今でもタマに使っています。