ANNICK GOUTAL ル ミュゲ
ANNICK GOUTAL|LE MUGUET
香調:フローラル
シングルノート
ミュゲ(スズラン)は、苔が生息する湿地の森に咲く、小さな鈴のように繊細で可憐な白い花です。グリーンノートの複雑な香りを和らげるように、ベンゾインのバルサミックな香りが立ちのぼります。春の訪れを祝福する、幸運を運ぶお守りのようなフレグランスです。
一つ前のASTOR PLACEを買った時に
ちらりと紹介されたアニック・グタール。
やっぱり私の運命の香りはあっちだったかも!と
得意の思い込みを発揮して例のカウンターへ。
プチシェリーとアンマタンドラージュと、あと
酸っぱい系のを試して色々迷っている時に
店員さんが「アニックはレイヤリングも良いです」
と勧めてくれたのがアンマタンドラージュのボディクリームに
この当時は限定だったシングルノートの『ミュゲ』を
重ねて使うというもの。
「雨の香りのような透明感のある香り…」
という文句にヤラレてしまいました。
フレグランスコーナーの店員さんは詩人が多いですよね
(あとソムリエの人とか…)
美しい言葉で説明されると弱いです。
香水のパンフレットも、読んでるだけでツボをぎゅーぎゅーと
押されまくって大変に危険!でも読み物として大好き!!
で、正直言うとミュゲの香りは全く良いと思えなかったのですが
プッシュした瞬間の果実のような
(バナナとかそういう南国のねっとりとした果肉系?)
香りは大変好ましかったことと
「私も雨の香りを纏う女になりたい」という一心で
こちらのミュゲとアンマタンドラージュのボディクリームを購入。
でも、やっぱりダメなものはダメでした。すずらんの香り…
後はお決まりのくだりです。
ミュゲも運命の香りではないことを確認致しました!